琉球料理伝承人が教える、島豆腐のおすすめレシピ

琉球料理伝承人が教える、島豆腐のおすすめレシピ

RYUKYU CUISINE

琉球料理の歴史的・地理的背景、行事食の由来、器に至る総合的な理解を深め、調理法や味を受け継ぐための知識及び技術を習得し、且つ、その普及や観光資源としての活用を担う、沖縄県が認証した専門家のこと。

琉球料理伝承人

玉寄文子

琉球料理伝承人 玉寄文子
なめらかゆし豆腐の幟の前に立つ玉寄文子
  • トータルウェルネスプロジェクトオキナワにて10年間沖縄食文化の継承、健康長寿沖縄の復活、沖縄食材の消費拡大をテーマに活動。
  • 2年前より沖縄県認定の琉球伝承人の一員として、県内外の方へ向けて琉球料理食文化の普及に努める。
  • 現在、茶屋首里とうふにて調理を担当。

第3木曜日の「琉球料理の日」にちなんで
首里とうふより

  • 1琉球料理を食べましょう
  • 2琉球料理を作りましょう
  • 3琉球料理を守りましょう

を合言葉に発信、活動してまいります。

RECIPE

RECIPE 01

ふちゃぎ(吹上餅)

ほんのり塩味を効かせた昔ながらの素材の味を。。。
今回は「絹ごし豆腐」を1パック使用し、簡単に作れるよう仕上げております。

ふちゃぎ(吹上餅)

材料作りやすい分量

絹ごし豆腐1パック
もち粉200g
小豆150g〜160g
塩適量

作り方

小豆のゆで方

  1. ①小豆を洗い、鍋にたっぷりの水と小豆を入れ、強火で加熱する。煮立ったら小豆をザルに取り、ゆで汁を捨てる。
  2. ②鍋に小豆を戻し入れ、たっぷりの水を加え加熱する。沸騰したら弱火にし、1時間〜1時間30分ほど加熱する。途中、お湯が減ったら豆が水面から出ないように差し水を加える。
    POINT茹で加減は小豆を指先でつまんでつぶれるぐらいがちょうどよく、煮崩れしない程度に。
  3. ③柔らかくなった小豆に塩を加えさらに弱火で加熱し、少し煮詰めて
  4. ④味をなじませる。
  5. ⑤④をザルに取り、水切りする。

ふちゃぎの作り方

  1. ①ボウルにもち粉と絹ごし豆腐を入れ、耳たぶくらいの固さになるようによく練る。
    *柔らかくなった場合はもち粉を少し加えて調整してください。
  2. ②①を12等分し楕円形に形を整える。
  3. ③沸騰したお湯に②を入れ、浮き上がってきたらさらに2〜3分ほど茹でて取り出す。
  4. ④③が温かいうちに小豆をまぶし完成。
RECIPE 02

ナーベーラーンブシー

ナーベーラーとはヘチマのことで沖縄ではンブシーにしてよく食されています。ンブシーとは豆腐、野菜、豚肉をみそ味で煮込んだ料理のこと。今回は「首里とうふ」を1パック使用します。

ナーベーラーンブシー

材料作りやすい分量

ナーベーラー600g〜700g
首里とうふ1パック
豚肉120g
塩小さじ1/2
☆
かつおだし50cc〜
白みそ大さじ3〜4
かつお節適量
油大さじ1+1/2

作り方

  1. ①ナーベーラーは皮をむき、厚めの斜め切りにする。豆腐は食べやすい大きさに手割りしておく。豚肉は食べやすい大きさに切っておく。☆印は合わせておく。
  2. ②鍋に油を入れ温め、豚肉、塩を加えて火を通す。
  3. ③②にナーベーラーを加え強火で炒めナーベーラーがしんなりしてきたら豆腐と☆印を加え、強火〜中火の火加減で煮る。途中でナーベーラーから水分が出てきたらかつお節を加え、全体にとろみがついたら火を止める。

MEMO

  • ナーベーラーからでる汁を「ドゥージル」といいます。ドゥージルが味の決め手になりますので、火加減は強火〜中火でしっかり加熱しましょう。
  • ドゥージルが少ないヘチマの場合は出し汁を少し足してください。
  • ヘチマの選び方
    張りがあり持ってみてずっしり重みがあるものがよい。
RECIPE 03

沖縄伝統料理「ウジラ豆腐」

うずらの卵に似ていることからこの名前が付いたそうです。豆腐にニンジン、キクラゲを加え混ぜて揚げた料理で「がんもどき」に似てます。ほんのり魚の風味とピーナッツの風味が食欲をそそります。ふわふわした生地にキクラゲのこりこりした食感がたまりません。

沖縄伝統料理 ウジラ豆腐

材料作りやすい分量

首里とうふ500g
魚のすり身50〜80g
ニンジン100g
A
出し汁1/2カップ
砂糖・みりん各小さじ1
キクラゲ40g
B
出し汁大さじ3
砂糖・みりん・醤油各小さじ1
C
ピーナッツバター大さじ1
砂糖・塩小さじ1/2
卵1/2個
黒ごま大さじ1
グリーンピース適量
揚げ油適量

作り方

  1. ①ニンジンは2.5cm長さの千切りにしてAの煮汁で下味をつけて水気を切る。
  2. ②キクラゲは水で戻してニンジンの大きさに合わせて切り、Bの煮汁で下味をつけて水気を切る。
  3. ③豆腐はしっかりと水気を切っておく。
  4. ④フードプロセッサーに魚のすり身を入れて攪拌し、豆腐、Cの順番で加えて、生地がペースト状になるまで攪拌する。
  5. ⑤④をボウルに入れ①と②、煎った黒ごまを入れゴムベラで混ぜ合わせる。
  6. ⑥手をぬらし小判型に成形しグリーンピースをのせる。
  7. ⑦170℃に熱した油で色よく揚げる。

MEMO

  • 魚のすり身がない場合は白身魚で代用可能です。
  • 豆腐の水切りは重石などでしっかり水気を切る。
  • キクラゲは乾燥のものでもOK。戻り率は約6倍。
  • ピーナッツバターの代用でお味噌も◎。その場合分量の塩は少々でOK。
  • グリーンピースは生地にしっかりはめ込みましょう。

熱々はもちろんですが冷めてもおいしくいただける1品です。
ご家庭でもぜひ作ってみてください。

RECIPE 04

沖縄の郷土料理「ゴーヤーチャンプルー」

沖縄の家庭料理を代表する「ゴーヤーチャンプルー」には疲れた体を回復させるチカラがあり、一皿で夏バテ予防におすすめです! チャンプルーとは豆腐と季節の野菜を炒め合わせた調理法です! 今回は「首里とうふ」を1パック使用して作ります。

沖縄の郷土料理 ゴーヤーチャンプルー

材料作りやすい分量

ゴーヤー400g
首里とうふ300g
豚肉(薄切り)80g
卵2〜3個
塩適量
醤油小さじ1/2〜
油適量

作り方

  1. ①ゴーヤーは洗って縦切りにしてスプーンで種わたをしっかり取り除き、薄切りにして塩をふたつまみまぶす。豆腐は水気を切り、手割りする。豚肉は食べやすく切っておく。
  2. ②フライパンに油大さじ1を温め、豆腐を入れ焼き色がついたらお皿に取り出す。
  3. ③②のフライパンに油大さじ1を温め、豚肉を入れて塩を少々加えて炒める。
  4. ④豚肉に火が通ったらゴーヤーを加え強火で炒める。ゴーヤーに火が通ったら豆腐を戻し入れ味をみて塩を加え、溶き卵を流し入れ、鍋肌から醤油を回し入れ仕上げる。

MEMO

  • お好みで仕上げにかつお節を加えると味に深みが加わります。
  • 豚肉は肩ロース、こま肉やばら肉などお好みのお肉でどうぞ。

おいしく作るコツ

豆腐を手割りする事で表面積が増えアカヤチー(沖縄の方言でしっかり焼き色をつけること)することで豆腐に味が入り水分が逃げるのを防ぎます。

ゴーヤー豆知識

  • ビタミンCは熱に弱いと言われますがゴーヤーは炒めてもビタミンCが失われない優れた食材です。苦み成分が食欲を増進させる効果があります。
  • アバシーゴーヤーは肉厚で苦みが少ないので初心者向けです。
  • 太くてずっしりして大きい種類が「むるぶし」。細長いものが「汐風」の品種で市場に出回っております。
RECIPE 05

冷やしゆし豆腐そば

暑い夏に簡単スピードメニュー
夏野菜や冷蔵庫の残りものものせちゃって栄養満点の1皿へ
味の決め手はお茶漬けの素(^^♪)
お豆腐のタンパク質に季節の野菜を添えていかがでしょうか~
今回は「なめらかゆし豆腐」を1パック使用します。

冷やしゆし豆腐そば

材料作りやすい分量

なめらかゆし豆腐1パック
茶そば3〜4人前
夏野菜適量
お茶漬けの素(市販のもの)適量

作り方

  1. ①茶そばは表示通りにゆでて冷水にさらし、水気を切っておく。
  2. ②夏野菜はカットしておく。
  3. ③お茶漬けは冷水で溶いておく。
  4. ④器に茶そばとゆし豆腐をのせ②の野菜をトッピングし③を注ぐ。

MEMO

  • 冷蔵庫へ茹でたオクラや人参、もやし、キクラゲなどストックしておくととても便利です。麺を茹でている間に野菜をカットしあとは盛り付けるだけ。
  • 生姜の千切りやワサビ、柚子胡椒などお好みでパンチをきかせてください。